日本の少子高齢化や就労者人口が減少する中で、建設業において現場を担う技能者、とりわけ若年者の入職を進めるためには、他産業と 比べて生涯を通じて魅力的な職業、産業であることを目に見える形で示していくことが大切です。
建設キャリアアップシステムは一人ひとりの技能者の経験と技能に関する情報を業界統一のルールで蓄積し、適切な評価と処遇の改善、技能の研鑽につなげ、若手入職者に将来のキャリアパスを見える形で示していくための基本的なインフラとして国土交通省等の関係官庁、振興基金、関係団体 により運営されるシステムで、2019年4月より本格稼働開始しています。
運用開始1年後で約100万人、運用開始5年後を目途に全ての技能者の登録を目指しています。